多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、ミナ ペルホネンの独自の理念や世界観を紹介し、現代におけるものづくりの意味や、デザインの社会における役割を考察する「ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく」展の、コーディネイト及び特設ショップの運営をお手伝いさせていただきました。
ミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」の設立から、2020年春夏コレクションまで、この25年間に生み出された作品の数々を、広い会場の空間を最大限に生かした展示は、各メディアやSNSでも「圧巻」と称され、大きな話題となりました。会場構成を建築家の田根剛さん、展覧会関連のグラフィック全般をグラフィックデザイナーの葛西薫さんが手掛けるなど、各界で活躍する数多くのクリエーターやアーティストのみなさんが携わってくださったことも注目を集めました。
特設ショップには、装丁や紙質、印刷にもこだわった展覧会公式カタログ、カタログカバー、表情が少しずつ異なる1点物のアイテムをはじめ、ポストカード、マスキングテープ、ソックスやトートバッグなど、豊富にラインナップいたしました。ミナ ペルホネンの直営店に訪れたときの心の高鳴りと、展覧会ならではの新鮮な出会いを感じていただける空間づくりをこころがけました。